教えて!岩盤浴・・・低温火傷について5
まず、床ずれのできやすい高齢者や皮膚の薄い幼児です。
幼児が入浴することはありませんが、栄養不良の高齢者や脳梗塞で半身麻痺の高齢者は、特に下肢の血行が悪く皮膚感覚が鈍っていますので、火傷をおこしやすいのです。これから高齢者の利用が増えると、こうした方々の入浴を工夫する必要があるでしょう。
同じ理由で、動脈の閉塞性疾患の方や、コントロールされていない糖尿病の人もリスクが高くなります。
このようなリスクの高い人が、「同じ体勢で」岩盤の上に横になるときには、低温火傷の危険性は相対的に高くなるといえるでしょう。
しかし、「同じ体勢でいる」というシチュエーションは、限られています。
つまり寝てしまった時です。逆にいえば、寝こんでさえしまわなければ、まず安全なのです。
10分や15分ウトウトするのは構いませんが、腕や足の皮膚が直に岩盤に接する姿勢での熟眠は避けるべきです。
その意味でも熟睡しやすい深酔いの人は、脱水と火傷の二重の危険にさらされますので注意が必要です。